内容説明
36年前のデータで作られた治水計画、利水事業と土地の強制収用の同意書における不正。人吉市長選挙での候補乱立と、ダム推進派の獲得票を上回るダム慎重派・反対派への投票―これでもダムは必要か。
目次
第1章 川辺川ダムに安楽死を(想像してごらん;鮎帰と鮎釣 ほか)
第2章 これでいいのか(川辺川ダム反対運動を通して私がわかったこと;情報公開 ほか)
第3章 川辺川ダムの欺瞞(「確率」よりみた川辺川ダム計画の欺瞞;大雨が降らないかナァー ほか)
第4章 人吉市長選をめぐって(五人出馬表明の人吉市長選;一本化できなかった私の反省 ほか)
著者等紹介
岐部明広[キベアキヒロ]
1950年、大分県国東半島生まれ。1974年、九州大学医学部卒業、九州大学第一外科入局後、九州大学医科系大学院(1979年卒)、福岡赤十字病院、九州厚生年金病院、米国クリーブランド・クリニックなどをへて、現在外山胃腸病院院長
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