内容説明
古代の糸島には、邪馬台国と伊都国が共存していた!陳寿はなぜ、『三国志』の外夷伝で北狄と東夷のことしか書かなかったのか。「倭人伝」に書かれた“国境”とは…。「女王」と「女王国」の書き分けの意味は…。距離を示すのに長里と短里の二つの里単位を“混用”した理由は…。陳寿の視点で「倭人伝」を読めば、真実は自ずと見えてくる。定説を疑い、文献研究から導いた邪馬台国の姿。
目次
「倭人伝」は読める
「韓伝」を読み解く
邪馬台国を特定する
女王と女王国
長里と短里
「倭人伝」の国々
卑弥呼の墓
金印の行方
著者等紹介
生野真好[ショウノマサヨシ]
1950年11月7日生まれ。1969年、大分県立大分商業高校卒業。同年4月、日立クレジット(株)(現・日立キャピタル)入社。1992年4月、退社。1994年5月、(株)フィールドリブ設立、現在に至る。九州古代史の会会員
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