内容説明
入滅720年、新たな日蓮像を示す。武士階級の勃興、飢饉、地震、蒙古襲来など天変地異が続く時代を背景に、『法華経』を高く掲げ、既成宗教を刷新せんとした生涯をたどり、「法華経の行者」日蓮の思想と実践を検証する。
目次
潮騒の子
武都の風景
比叡の嵐
立宗の曙光
国家諫暁
炎と水と
帰郷の試練
不惜身命
佐渡遠流
身延入山
西山の残照
著者等紹介
牛尾日秀[ウシオニッシュウ]
1951(昭和26)年12月、佐賀県に生まれる。12歳で、無辺行日勇師のもとで出家得度。1977年に正法事門法華宗副管長に就任。1988年、正法事門法華宗管長に就任。1990年5月、スリランカのヴェサック祭で説法。現在、講演、執筆活動などに活躍中
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