南十字星の煌く下に―鎮魂歌 惨烈のフィリピン戦

南十字星の煌く下に―鎮魂歌 惨烈のフィリピン戦

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  • サイズ B6判/ページ数 309p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784874153161
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

内容説明

戦場に朽ちゆく骸いたましき散華と言えば美しかれども。昭和19年7月、アメリカ軍上陸直前のフィリピンに転属された著者が、救いなき闘い、飢餓に果てた兵、戦場に消えた母子を悼み、自らも死の淵に立ったフィリピン戦の真実をつづり、山野に無言で散った五十万の魂への思いを詠む。

目次

第1部 南十字星の下に(征途;魔のバシー海峡;爆沈;乗船吉野丸の遭難;酷熱のマニラ第十四方面軍司令部 ほか)
第2部 悲運の名将山下奉文(「イエスかノーか」の真相;山下大将の比島着任と戦局;厳将山下司令官;山下大将と兵士;山下大将の人柄と信望 ほか)

著者等紹介

金丸利孝[カナマルトシタカ]
大正8年、福岡県宗像郡神興村(現・宗像市)に生まれる。昭和11年旧制福岡中学校卒業。16年大学、高専学生の繰上卒業が実施され、卒業と同時に応召。福岡西部第46部隊に入隊。17年豊橋予備士官学校卒業後、原隊に復帰し、福岡連隊勤務。19年フィリピン方面軍に転属、参謀部勤務。20年12月終戦により復員。元・陸軍中尉
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