内容説明
若者が純粋さを失った社会は衰退していく。ひたむきに感動を求めて一教師が書き綴った高校生に贈ることばの花束。１６年にわたる学級通信掲載のエッセイを精選。
目次
１ 自分のこと
２ 人との出会い
３ 名作に接して
４ 自然の中で
５ 折にふれて
６ 文学とことば
７ 平和を願って
８ 一人ひとりを大切に
９ 贈ることば
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あいくん
11
☆☆☆☆大石実さんは海鳥社から、「福岡県の文学碑」近現代編と古典編の二冊を出してあります。どちらも分厚いものです。大石さんは高校教師でした。この本は高校勤務時代に発行していた随想風の学級通信をまとめたものです。出版は１９９５年です。１９８０年ころからのよそ１５年間に書かれたものです。２０３編から６４編を抜粋してまとめてあります。内容は多岐にわたっています。最初に自己紹介があります。昭和９年生まれでもうすぐ５４歳になるということです。いまは８５歳くらいでしょうか。2020/04/01
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