内容説明
本書は三章からなり、第1章は神奈川県ホームヘルプ協会の歴史である。一団体の歴史というよりも、市民参加型ホームヘルプ組織の歴史としても読んでいただきたい。第2章はホームヘルプ活動のノウハウを中心に、市民参加型ホームヘルプ組織の運営方法を述べた。また、運営資金の確保など問題点や課題も指摘した。第3章は十の事例である。
目次
1 地域で助け合いを―市民参加型ホームヘルプ活動の開始からこれまで(無償のボランティア活動から有償制への第一歩―ユー・アイ協会の発足;ホームヘルプ協会の発足と活動 ほか)
2 あたたかい心と手で自立のお手伝い―市民参加型ホームヘルプ活動の運営と課題(会員制組織で助け合い;ヘルプの内容と時間 ほか)
3 真に喜べる長寿社会をめざして―市民参加型ホームヘルプ活動の事例から考える(在宅介護の見本―地域の福祉サービスを上手に利用して;生涯現役―ヘルパーに支えられ最後まで在宅生活を続けて ほか)