内容説明
本書では、海外渡航者も情報開示と自己責任の考えに基づいて自分の健康に関する行動が取れるように、海外で問題となる可能性のある病気や健康に関連した最新でかつ重要な情報を知恵として利用できるようにした。第二版では、メフロキンの入手法・服用法について改訂し、米国CDCのマラリア予防投薬に関する方針転換、不活化ワクチン投与間隔見直し等の変化も踏まえた。さらに、アフガニスタン周辺に関する事項についての情報も追加。
目次
生活編(出発前の準備;出発から現地到着まで;現地滞在中の注意;現地で病気にかかったり、事故にあった時の対応;帰国後の健康管理)
旅行編(旅行者 誰もが知っているべきこと;旅行者の携行必需品;渡航先別注意事項)
著者等紹介
宮崎豊[ミヤザキユタカ]
医学博士。長崎県諫早市出身。1979年名古屋大学医学部卒業。1984年名古屋大学大学院医学研究科(内科学)修了。名古屋大学医学部医員。1985年ワシントン大学(米国・セントルイス市)内科フェロー。1987年コロンビア大学(米国・ニューヨーク市)内科アシスタントプロフェッサー。1993年厚生省名古屋検疫所名古屋空港支所長。1997年同成田空港検疫所企画調整官。1998年愛知県衛生研究所所長。世界旅行医学会、日本感染症学会、日本内科学会(認定内科医)、日本循環器学会(循環器専門医)、日本医師会認定産業医。米国、ヨーロッパ諸国のみでなく、東南アジア、アフリカ、中南米などの開発途上国や、旅行者にとっては秘境といわれる世界の多くの観光地への旅行経験も豊富で、世界の50以上の国と地域を訪問している
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