目次
第1章 生い立ちと年表に見る新渡戸稲造の生涯(出生から札幌農学校を経てアメリカ・ドイツへの留学まで;メリー・エルキントンとの出会いと結婚 ほか)
第2章 現代を生かす新渡戸稲造の「人格と公共」の精神(西欧と日本における「人格」という言葉;新渡戸の「キリスト教を土台とした人格論」 ほか)
第3章 キリスト教に立脚した新渡戸稲造の女子人格教育(プロテスタントの日本への伝播と女子教育機関の設立―一八五九年から一九四五年 太平洋戦争終結・敗戦まで;新渡戸の女子人格教育の特質 ほか)
第4章 東京女子大学創立九〇周年と一〇〇周年記念講演・礼拝(創立九〇周年記念講演(二〇〇八年四月三〇日)―「東京女子大学の九〇年の歴史とこれから―キリスト教を基盤とした本当のリベラル・アーツ」
創立一〇〇周年記念講演(二〇一八年一一月二日)―「二一世紀が求める女子大学―変えてはならないこと・変えるべきこと」 ほか)
第5章 二〇二二年度キリスト教学校教育同盟第一一〇回総会講演(二〇二二年六月三日)―「激動の時代におけるキリスト教学校の存在意義―戦前・戦中・戦後を五代目キリスト者として生きて」(明治から現代までの信仰継承を可能にしたキリスト教学校;二一世紀、日本のキリスト教学校に求められる使命と課題 ほか)
著者等紹介
湊晶子[ミナトアキコ]
1932年生まれ。東京女子大学文学部社会科学科卒業。フルブライト奨学生としてホイートン大学院(神学修士・2008年名誉博士)。NHK教育テレビ英語会話中級講師、ハーバード大学客員研究員、東京基督教大学名誉教授、東京女子大学教授を経て、東京女子大学学長(2002~2010年)、広島女学院院長・学長(2014~2021年)。現在広島女学院顧問、ワールド・ビジョン・ジャパン理事、国際開発救援財団理事、国連ユニタール理事。瑞宝中綬章受章、ペスタロッチー教育賞、中国文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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