内容説明
母胎となったユダヤ教の歴史から、キリスト教の誕生と発展、古代から中世、そして宗教改革を経て近現代まで―それぞれの時代の社会におけるキリスト教会の存在と活動、その中で重要な働きを担った象徴的な人物の働きや思想を取りあげながら、キリスト教の通史を分かりやすく解説する。
目次
第1部 古代のキリスト教(古代のユダヤ教とイエス・キリスト;キリスト教の成立と展開;ローマ帝国とキリスト教(1)キリスト教の拡大と迫害
ローマ帝国とキリスト教(2)公認とその後の変化
古代の修道制
東方教会の歩み)
第2部 中世のキリスト教(ヨーロッパ中世の開幕;中世前期の混乱と再編;教皇と皇帝―グリゴリウス改革をめぐって;民衆の信仰、十字軍、異端;中世の修道制;教皇権の動揺と改革運動;宗教改革の先駆者たち)
著者等紹介
越川弘英[コシカワヒロヒデ]
1958年、東京に生まれる。同志社大学神学部、シカゴ神学校卒業。日本基督教団巣鴨ときわ教会牧師を経て、現在、同志社大学キリスト教文化センター教員。季刊『Ministry(ミニストリー)』編集主幹(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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