内容説明
人生の秘義にかかわる稀少な自叙伝。
目次
満州での母との死別―臨終の祈りの声が聞こえる
瞼の父―際立った幸運の人、しかし
祖父の愛と気骨―そこに「父なる神」の現像があった
厳しく気丈な祖母―中江藤樹の母の如く
「特攻隊くずれ」の粗暴な叔父―私の「守護聖人」だった
母親代わりの叔母―別離と喪失の悲しみからのいやし
希望に満ちた中学時代1―仰げば尊し我が師の恩
希望に満ちた中学時代2―友を選ばば書を読みて、六部の侠気、四分の意気
光と出会った高校時代1―“夢砕き”、しかしそのどん底の淵で
光と出会った高校時代2―教会へ~「こんな世界があったのか」〔ほか〕
著者等紹介
手束正昭[テズカマサアキ]
1944年中国・上海に生まれる。1946年満州にて父親と離別したまま母親と死別。奇跡的に日本へ生還。以後、茨城県結城市にて成育。1960年関西学院高等部入学。キリスト教に触れ、入信。1969年関西学院大学神学部修士課程修了(神学修士)。日本キリスト教団東梅田教会伝道師。1970年関西学院大学神学部助手。傍ら、1971年より日本キリスト教団芦屋西教会伝道師。1973年日本キリスト教団高砂教会牧師に就任。1975年教会修養会にて聖霊降臨の出来事に遭遇。現在日本キリスト教団高砂教会元老牧師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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