感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
コニコ@共楽
23
「若草物語」がバニヤンの寓意小説「天路歴程」の影響を受けていることを知った。英国では聖書の次に大切な本だと言われているという。登場人物が固有名詞ではなく、クリスチャン、ホープフル、シンプルなどの性格を表す形容詞で出てくるのが非常に寓意的。重荷を背負ったクリスチャンが、さまざまな困難を経て、天の都にたどり着くまでの話を夢の形で綴ったもの。「若草物語」の目次では、「天路歴程」で辿った困難の歴程の難所がそのまま出てきて面白い(例えば第7章エイミーの屈辱の谷)。このハンディ版は絵や地図で読みやすくなっている。2021/02/24
hirokazu
5
クリスチャン,という名の主人公が,困難苦難に遭いながらも,信仰を育み,主に信頼して天の都を目指す物語。そして第二部はその妻と家族が。エッセンシャル版でグッと凝縮(簡略化とも言う)されていますが,その分読みやすく,また何についてその時のストーリーが進んでいるのかも分かりやすかった。手元に置いて,都度都度の自分と照らし合わせて,というのも良さそうです。次はフルストーリーかな。『誘惑に陥らぬよう、目を覚まして祈っていなさい。心ははやっても、肉体は弱い。」』(マタイによる福音書26:41)2025/09/18
美那都
2
すべてを知り、すべてのことができる主。求めれば、与えられる。主はわたしを待ってくださっている。2018/07/12
-
- 和書
- 夫婦の壁 小学館新書