内容説明
牧会の「陰」の部分にも光を。季刊「ミニストリー」の好評連載「牧会指南」の単行本化!
目次
第1章 牧会指南(変わりゆく牧会の現場と「言葉」;教会とセクハラ;聴くということ;教会のパワハラ;お連れ合いはノンクリスチャン;あの方はここにはおられない;悲しみに寄り添う時;ホーム・スウィート・ホーム;ドメスティック・バイオレンスと牧会;牧会と交流分析)
第2章 香山リカ×関谷直人対談―病める時代の牧師サバイバル指南
著者等紹介
関谷直人[セキヤナオト]
同志社大学神学部教授。1960年奈良県生まれ。大阪芸術大学音楽学部、同志社大学神学部を卒業。同志社大学神学部神学研究科博士課程(前期)、San Francisco Theological Seminary Doctor of Ministry修了。日本基督教団霊南坂教会担任教師、米国パイン合同メソジスト教会日本語部牧師、日本基督教団高の原教会主任代務教師などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ころりん
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今日の三冊目。キリスト教書店で見つけ、ランチを食べながら半分読んでいた新刊。 牧会の現場でのメンタルヘルスの問題、牧師のカウンセリング技能の向上、そこから掘り下げて、牧師の自己理解、家族との向き合い方へと、厳しくも温かい筆者の投げかけがよいです。 「そもそも牧師自身が、教会における「愛と配慮に満ち溢れた完全な牧師」という職業的な「ペルソナ」から自由になり、…「弱いひとりの罪人として教会に遣わされている」という「ペルソナ」をもって教会員と接することができれば…」(102頁)に膝を打ちました(笑)。2015/04/11