感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆうか
3
旧約聖書について概略的に説明されている本。聖書について、その内容は知っていたが、理解(共感)できない部分が多く、どこか自分の人生とは一線を画した書物として見ていたが、作者はキリスト教徒ではない私たち一般人に寄り添って解釈をしてくれており、非常に分かりやすかった。神の思し召しに関しては色々と不合理に思う部分もあり、何が善で何が悪なのか、聖書を読むとますます混乱してくるが、結局人間は自分の運命に沿って労苦しながら生かされるほかなく、その日々の中で神という存在が、人々の大きな拠り所となってきたことがわかった。2016/08/08
piece land
1
旧約聖書を通読したかいがあったというか、通して興味深く読むことができた。2014/07/17
沖縄電鉄社長
0
天地創造から捕囚後の時代に至るイスラエルの歴史に一応沿う形で旧約聖書を紹介する一冊だが、最後は預言者ヨナに対する神の問いかけで締めくくられる。旧約聖書という書物(の集合体)がユダヤ人(教徒)だけではなく、全ての人々に対して開かれていることを強く意識させられる。2022/08/10
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