新島襄と私立大学の創立者たち

新島襄と私立大学の創立者たち

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  • サイズ B6判/ページ数 213p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784873954127
  • NDC分類 377.21
  • Cコード C0016

内容説明

本書では、新島襄を明治期の日本近代教育のキーマンと位置づけたうえで、大隈重信、福沢諭吉を加え、また新島と関わりがあったクラーク、津田梅子、新渡戸稲造について、各々の交流や人格に触れ、彼ら私学の創立者たちの設立の苦難を知り、その「建学の精神」を改めて問う。そして新島の果たした役割と存在感を明らかにする。

目次

第1章 近代日本の教育改革と新島襄の役割
第2章 明治維新期の文教政策と高等教育
第3章 私立大学の源流と明治期の宣教師の役割
第4章 新島襄が同志社創立でめざした良心教育
第5章 福沢諭吉の教育論と実業論
第6章 大隈重信が早稲田を創立した本当の理由と建学の精神
第7章 クラークによる札幌農学校での紳士教育
第8章 女子高等教育に賭けた津田梅子と女子英学塾
第9章 教育者・新渡戸稲造の人格教育

著者等紹介

志村和次郎[シムラカズジロウ]
1937年、群馬県に生まれる。1961年、同志社大学法学部卒業。伊藤忠、ヤマハ発動機を経て、1976年、経営コンサルタント(中小企業診断士)として独立。中小企業大学校の講師などを経て、ソードビジネスコンサルタント代表取締役などベンチャー数社の役員、顧問を歴任。現在はニュービジネスブレイン機構(nbbコンソーシアム)の代表理事に就任。同時に「明治史の研究」で文筆活動に入る。社会福祉法人ふたば会理事。同志社校友会東京支部理事。日本ベンチャー学会正会員
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