内容説明
ソ連および社会主義諸国を抜きにしてアジア=太平洋協力の正常な発展を考えることはできない。ソ連の「アジア=太平洋政策」とはなにかの問いは、わが国の広い範囲の強い関心の対象とならざるをえなかったし、今日ではよりいっそうの緊要性を増している。本書はソ連科学アカデミー「世界経済・国際関係」研究所の「太平洋」部の集団的研究をまとめたものだが、本書の総括編集にソ連共産党の対日政策の最高責任者として知られる党中央委員会国際部副部長イ・コワレンコが当ったことは本書の特別の意義をきわ立たせている。
目次
第1章 アメリカの太平洋プラン
第2章 日本の太平洋戦略
第3章 「太平洋共同体」と地域の先進工業国および領域
第4章 帝国主義の太平洋戦略とASEAN諸国
第5章 「太平洋共同体」と中華人民共和国
第6章 アジアと太平洋における平和と安全のためのソヴェト同盟の闘争


 
               
               
              


