内容説明
非行少年の更生は、いかにして少年たち自身が「自分は変わろう」と思うようになっていくかがカギである。それを目指した、少年院・少年鑑別所の取組の様子と、職員たちの声をまとめている。
目次
序章 本書を通じてお伝えしたいこと―少し長い「まえがき」として
第1章 わたしたちが出会う少年たち―少年鑑別所の現場から
第2章 非行のあった少年の社会適応とは
第3章 心を育む―学校との連携から
第4章 子ども・若者の支援に向けて―非行・犯罪の防止に向けた取組を通じて
第5章 子どもたちを「変化」へと導く―「鍵」は子どもの中にある
第6章 少年院在院者の特性と働き掛け―被虐待体験と非行との関連を中心に
第7章 少年院における社会復帰支援の実情
第8章 少年院からの社会復帰―医療福祉の支援が必要な少年たち