伊藤絵美の認知行動療法入門講義〈上〉

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  • サイズ B6判/ページ数 273p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784873870151
  • NDC分類 146.8
  • Cコード C3011

目次

第1章 初級ワークショップ(心理学的ストレスモデルとストレスコーピング;認知行動療法とは;認知行動療法の基本モデル;体験の全体像をアセスメントする;認知行動療法の基本原則と進め方の実際;双方向的コミュニケーション:ソクラテス式質問法;セッションを構造化する:アジェンダ設定;様々な技法の紹介;質疑応答)
第2章 実践ワークショップ1(導入、ケースフォーミュレーション)(初級ワークショップのおさらい;CBTをいかにして導入するか(インテーク面接)
主訴を同定し、エピソードのアセスメントを行う
アセスメントのまとめを行う
主訴に関わる問題を同定する
各問題に対する目標を設定する
目標を達成するための技法を選択する
まとめと質疑応答)

著者等紹介

伊藤絵美[イトウエミ]
東京生まれ。大学(慶應義塾大学)では基礎心理学、特に認知心理学を学ぶ。同大学院で、臨床心理学専攻に移り、認知療法の勉強と研究を始める。博士課程在学中から、精神科クリニックに勤務。その後、一般企業に勤務し、EAP(Employee Assistance Program従業員支援プログラム)活動に従事。職場のメンタルヘルスのための面接や助言、予防教育などを行う。2004年(平成16年)、認知行動療法を専門とするカウンセリング機関として「洗足ストレスコーピング・サポートオフィス」を設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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nappyon

5
認知行動療法入門の4日間の講習会を書籍化したものの上巻。クリニック等で働いている方などが参加する講習会のようだけど、基本的なところから丁寧に説明されるし、「クライアントがCBTを習得する道筋と全く同じ」ようにスモールステップで学んでいくというコンセプトなので素人が読んで試すことも可能(だと思う)。現場で実際に使っている資料なども載せてくれているし、具体例も載っているので取り組みやすい。『つらいと言えない人が〜』でCBTに興味を持った人が取り組む時に参照するのにちょうどいいのでは。2022/01/09

やなせトモロヲ

1
★★★★2021/05/09

しょうゆ

1
4日間の認知行動療法の入門セミナーの講義録。話が具体的できめ細やか。伊藤先生の話ってこちらのイメージを喚起する力がすごく強くて、ひとつひとつのエピソードや話の流れの中で、色々なことが連想されてきた。それに立ち止まりながら読み進め、認知行動療法に限らず、割と豊かな読書体験となった。これまで食わず嫌いだった感じもあったが、ひとつ足場が固まったところで、読んだからか、発見も多かった。2019/01/12

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