内容説明
岐阜県における特殊学級教育の成立と歩みを、教員生活の傍ら著者が、先達や学校を訪ね歩いて取材し、執筆したものである。特殊学級教育は大正以降、熱意ある教師の献身的な活動のもとで徐々に確立していった。その過程と教育課程、教師たちの苦労や情熱、生活単元学習等の模索が記録された貴重な待望の書である。
目次
第１章 大正及び昭和２０年までの特別学級の教育
第２章 第２次世界大戦後教育の出発と障害児教育
第３章 小学校養護学級（健康学級）の教育実践
第４章 第２次世界大戦後における岐阜県最初の特殊学級の設置
第５章 本格的な小学校特殊学級教育の開始
第６章 施設・病院内特殊学級の開設と教育実践
第７章 小学校特殊学級の増加と生活単元学習の実践
第８章 中学校特殊学級の開設と作業学習
第９章 知的障害特殊学級における教育課程岐阜県基準案の作成
第１０章 岐阜県における特殊学級教育の実践とその成果
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