内容説明
本研究は雲南省の経済発展と環境保護、農産物の開発、少数民族の発展・開発と伝統文化の変容に焦点を当て、中国と日本の研究者が共同で行ったものである。
目次
第1章 雲南省の「西部大開発」戦略
第2章 雲南省の開発課題―日本との比較
第3章 「緑色経済」の構想と施策
第4章 農産物中心の生物資源の開発
第5章 雲南民族伝統文化と継続発展
第6章 少数民族地域における格差の解消―大理ペー族自治州から見た貧困の克服
第7章 伝統文化の持続と変容―瀘沽湖地区の生態・観光・社会の調和と発展について
第8章 東南・南アジアに通じるゲートウェイの建設
終章 むすびにかえて
著者等紹介
波平元辰[ナミヒラゲンシン]
1940年生まれ。九州大学大学院農学研究科博士課程修了。アメリカ合衆国テキサス大学研究員、中村学園大学栄養科学部助教授を経て、1981年中村学園大学栄養科学部教授となり、現在に至る
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