内容説明
本書は、仏教公伝(五三八)からキリスト教伝来(一五四九)にいたるまでの、九州の美術の歴史を知るために、九州で制作されるか九州に伝来した絵画、彫刻、金工などの美術について、その銘文と記録とを編年的にあつめた美術史史料である。
著者等紹介
平田寛[ヒラタユタカ]
1931年佐賀県生まれ。57年九州大学文学部卒業。62年九州大学大学院文学研究科修了。62年九州大学助手。64年奈良国立文化財研究所文部技官。71年九州大学助教授、同教授、文学部長。94年長崎純心大学教授。現在同大学院教授。博士(九州大学)。主著に『国宝富貴寺』、『絵仏師の時代』、『ふうじん帖―美術史の小窓』、『絵仏師の作品』
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