内容説明
本書は『交響する群像―『カラマーゾフの兄弟』を読む1―』(九州大学出版会、1998・6)に続いて、ドストエフスキー最晩年の大作の読解を試みたものである。具体的には『カラマーゾフの兄弟』の第二部を扱う。
目次
無限遠からのまなざし
暴発する情念
倒錯せる聖家族
癒しの誓いversus甘い呪いの歌
居酒屋にて
イヴァンの反逆の構造
大審問官伝説をめぐって
黒い道化スメルジャコフ
一粒の麦死なずば
大地によみがえる聖性
本書は『交響する群像―『カラマーゾフの兄弟』を読む1―』(九州大学出版会、1998・6)に続いて、ドストエフスキー最晩年の大作の読解を試みたものである。具体的には『カラマーゾフの兄弟』の第二部を扱う。
無限遠からのまなざし
暴発する情念
倒錯せる聖家族
癒しの誓いversus甘い呪いの歌
居酒屋にて
イヴァンの反逆の構造
大審問官伝説をめぐって
黒い道化スメルジャコフ
一粒の麦死なずば
大地によみがえる聖性