内容説明
本書は、会計政策決定過程を発展し続けているものとして捉えた上でその過程を研究することによって、現在の会計基準を現実に照らして検討し、将来の問題を解決する方法を考えるための手段を提供するもの。主として、工学的変動(engineering change)への社会学的アプローチというコンテクストで政策決定過程の研究が展開されている。
目次
第1章 会計ディスクロージャーの規制
第2章 会計政策の形成
第3章 会計政策決定の社会・政治的フレームワーク
第4章 会計政策決定者の役割
第5章 会計基準を公表するための戦略
第6章 会計基準に対する経営者の反応に影響を与える要因
第7章 会計政策の遵守
第8章 会計政策決定の再検討