現代農業と地代の存在構造

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現代農業と地代の存在構造

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  • サイズ A5判/ページ数 464p/高さ 23X17cm
  • 商品コード 9784873782508
  • NDC分類 611.21
  • Cコード C3061

内容説明

本書は、農地改革後の地代、なかでも小作料統制廃止後の地代の存在構造を主要農業地帯の農業展開とかかわらしめて実証的に解明し、さらに現代日本農業の当面する地代の諸問題を地代政策の展開とかかわらしめて多面的に堀り下げ、それと同時にイギリスならびにアメリカ農業における地代の存在構造を把握し、今後の農業発展に適合的な地代の形成の論理を明らかにしようとするものである。

目次

第1章 農地改革後、地代(水田)の推進と現段階における存在構造―その基本論理
第2章 戦後における地代政策の展開
第3章 政策地代の転換と地域農業
第4章 農民的剰余の形成条件と標準小作料
第5章 北海道における農地価格と地代の存在構造
第6章 宮城県北地域農村における農地賃貸借の実態と小作料問題―宮城県遠田郡南郷町を中心に
第7章 名古屋周辺地帯における地代の存在構造と展開方向
第8章 佐賀平坦地における農地流動化と地代の存在構造
第9章 佐賀平坦地における農地流動化の現状と若干の問題点
第10章 小農における有益費問題
第11章 地代競争からみた耕地飼料作の展開条件
第12章 16~17世紀英国における地代上昇と借地関係近代化の傾向
第13章 戦後イギリス農業の構造変化と農政の方向
第14章 1970年代のアメリカにおける地価高騰と土地所有構造の変容

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