感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かっちゃん(かっち)
25
出演している、永瀬さん、樹木さん、そして樹木さんのお孫さんの内田伽羅さんのインタビューが載っています。インタビュー記事を読んで監督の河瀬さんは本当にピッタリの役者さんを選んだ事に少し驚きました。出演している皆さんの作品に対する思いが感じられるオフィシャルブックだと思います。徳江さんが病気を理由に隔離施設に入れられ、今でもその病気を偏見の目で見ている人もいる事が哀しかったです。2015/06/17
ぐうぐう
17
役を演じるのではなく、役を生きる。いや、その人を生きると言ったほうが正確か。河瀬直美の映画は、いつだってそうだ。映画の中で人として生きるために、夫婦役の俳優二人を実際にいっしょに暮らすよう指示したり、孤独な人間の役を演じる俳優には軟禁に近い状態で部屋に閉じ込めた生活を送らせる。その演出スタイルは、当然最新作『あん』でも貫かれる。ハンセン病の元患者を演じる主演の樹木希林を撮影中、ハンセン病患者の収容施設内で暮らさせようとしたほどだ(施設から許可が出ずに、実行はされなかったが)。(つづく)2015/07/04
海(カイ)
10
映画館でパンフレットとして売られていて、購入!樹木希林さん、市原悦子さんは、流石の演技です!2016/02/20
ま
2
★★★★★2015/12/30
うめいち
1
「あん」は、今年観た映画の中でも特に感銘を受けた作品でした。本書は、映画館でパンフレットとして売られており、相方が購入。映画作品の成り立ちを知り、深く理解することができたような気がします。2015/07/12
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