内容説明
アメリカを代表する映画学校AFI(アメリカン・フィルム・インスティテュート)で開催された、映画人を招いてのセミナーを1冊に集大成。総勢90名に及ぶ監督、プロデューサーらの発言を、映画に関する様々なテーマごとに編集。テーマは、企画、脚本、リハーサル、演出、撮影、編集といった映画製作から、映画評論、映画教育まで多岐にわたり、映画のすべてが俯瞰できる。
目次
イントロダクション―映画監督とは
1 監督の誕生/映画の始まり(監督とは何か;脚本―監督の貨幣)
2 戦いの場としての映画(軍隊の形成;軍事訓練―リハーサル;基本原則―撮影の方法における)
3 ライトの下で(セットにて;俳優の演出;視覚とカメラワーク;フィルム編集)
4 シネマ(芸術としての映画;見るということ)
著者等紹介
シャーマン,エリック[シャーマン,エリック][Sherman,Eric]
1947年6月生まれ。イェール大学を卒業後、監督、脚本家、教育者として活躍。現在、パサディナ・アートセンター、ペパーダイン大学、U.C.L.A.などで教えたり、映画関係の本を著述
渡部眞[ワタナベマコト]
1953年2月生まれ。早稲田大学映劇科を卒業後、映画・コマーシャルの撮影の仕事に携わる。1986年にアメリカ・フィルム・インスティテュート(AFI)へ入学し、現在撮影監督として、日本とアメリカにおいて映画やコマーシャルの仕事をしている。撮影監督作品(映画)に「の・ようなもの」、「誘惑者」、「ナチュラル・ウーマン」、「カーフュー」、「Out of the Rain」、「Little Noises」、「Sweet Nothing」などがある
木藤幸江[キトウユキエ]
1963年6月生まれ。立教大学社会学部を卒業後、実業の日本社、アルク出版、マガジンハウスなどでフリーライターとして活躍。1988年カリフォルニア州立大学大学院入学、ジャーナリズム専攻。現在は主に集英社、角川書店などの雑誌やテレビ向けに映画の取材、又取材のコーディネート及び翻訳を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。