内容説明
「踊る大捜査線」「TEAM」「さよなら、小津先生」などの人気脚本家君塚良一が、完成品の映画から脚本上の狙いや真意を読み解き、脚本家の創作の苦悩や喜びをも浮き彫りにする、映画雑誌『キネマ旬報』の人気連載を単行本化!脚本執筆の極意を明かした講義採録も特別収録。映画ファンの読み物として、脚本家志望者のバイブルとして、幅広く楽しめる一冊。
目次
1 失敗を怖がらずに常に冒険せよ!創作することはこんなにも面白い
2 先を急げ。観客は待ってくれない エンタテイメント誕生の裏則
3 起承転結だけでは語れない 生まれ変わる脚本のフォーム
4 コメディ、ラブストーリー、SF etc.それぞれに効果的な伝え方がある
5 原作と映像の間で。脚本家たちはどう闘ったのか
6 言葉が持つ「希望」や「信頼」。その力を信じなければ脚本は書けない
7 自分の人間観から目をそらすな。作り手の姿勢は問われつづける
8 システムやルールを忘れて…理屈では書けないのが脚本
著者等紹介
君塚良一[キミズカリョウイチ]
1958年、4月21日、東京都港区生まれ。日本大学芸術学部卒業後、テレビ界に入り萩本欽一氏に師事してバラエティ番組の構成などに携わる。その後、単発ドラマの脚本を手掛けるようになり、「心はロンリー、気持ちは…」「世にも奇妙な物語」「季節はずれの海岸物語」などの人気シリーズで頭角を現していく。92年には初めての連続ドラマ「ずっとあなたが好きだった」が高視聴率を記録。“冬彦さん”ブームを巻き起こし社会現象となる。97年に放送された連続ドラマ「踊る大捜査線」は警察機構を独自の視点で捉えた斬新な刑事ものとして好評を博し、2本のスペシャルドラマをはじめ、サブキャラクターが独立した深夜ドラマなどさまざまな企画が誕生した。98年に公開された劇場版が日本映画史上に残る大ヒットを記録したことは記憶に新しい。また、2002年10月には月曜9時枠のCX系で放送される中山美穂主演の連続ドラマを執筆
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感想・レビュー
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浅野公喜 コウキシャウト