内容説明
誰にも忘れられない名試合があるはず。イングランドのサッカー狂が綴った13編のエッセイ。
目次
アイルランド万歳!(ロディ・ドイル)
豊穣なる不毛の日々(ハリー・ピアソン)
僕のすべてを抱きしめて(ハリー・リッチー)
人はそれを転落と呼ぶ(エド・ホートン)
ぼくとワットフォードの神話時代(オリー・ウィッケン)
いい加減に認めろよハンセン(D.J.テイラー)
サッカー錬金術師によるゴスペル(ヒュー・リチャーズ)〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Armadillo Hidaka
1
★★★ 英国サッカーの雰囲気が伝わる好エッセー集。2016/12/26
nanchara_dawn
1
13人の筆者が、自分が応援するチームの「MY FAVORITE YEAR」について書いた(淡々とユーモラスな)文章を集めたエッセイ集。彼らの大半は強豪とはいえないチームに忠誠を誓っていて、挫折、失望、フロントへの不満、解説者への悪口などがこの本の大部分を占めているけれど、それでも一瞬の栄光を胸に刻みつけ今日も嬉々としてスタジアムに通い続ける彼らに対して感じるのは同情や哀れみなどではなく、親近感なのでした。2012/05/06