内容説明
月刊「北の街」に連載された標題の掌編小説シリーズほか、様々な誌紙に発表された、著者青春時代のきらめく小説群。得意の少年少女の世界に材をとり、ロウソクの炎のゆらめきのような幻想世界へ導く作品たち。男女の機微、若い女性の思惑をからめ、ちょっと哀しくもある大人びた作品群。どこから読み始めても、ページをめくる手は止まらない。
目次
並木通りの人々(沈黙は金;傘のしずく;時熟して実りあり ほか)
僕のホームベース(僕のホームベース;かいじゅう;ケサランパサラン ほか)
昼空の星(学校を休んだ日;岸辺の記念樹;昼空の星 ほか)
著者等紹介
橋本なおみ[ハシモトナオミ]
昭和37年1月31日生まれ。昭和55年函館市立東高等学校卒業。裁判所勤務。辞職後、函館酒販組合勤務を経て、結婚。青森市へ移り住む。平成6年保育士の資格を取得して、約10年間、保育園に勤務する。平成22年青森市議会議員選挙に初当選(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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