内容説明
都市間高速電気鉄道の草分けとして、また阪神間の庶民の足として、ジェットカーの開発をはじめ、技術革新で常に民鉄界の先頭にたつ阪神電車のすがたを紹介する。
目次
現在の車両(8000系(第1次車)
8000系(第2次車)
7101形、7001形 ほか)
思い出車両(3011形;5001形(試作車)
5101形、5201形、5231形(量産車) ほか)
運行形態と施設(列車種別;相互乗入れ;ヘッドマーク付電車 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えすてい
7
大手私鉄では界磁チョッパが相場という中で珍しい電機子チョッパを一時期好んで入れてた阪神。しかも赤胴車は回生制動を組み込まず力行のみ。一方でジェットカーは高加減速を求めるには強力な回生制動が必須。阪神の消えた車両と言えば851形・861形・881形が保存されてないのが残念。「喫茶店」「床屋」、あのユニークな貫通扉が人気を博し譲渡車もあったが譲渡車もあまり長く続かず全廃になったのが惜しまれる。2020/02/11
えすてい
6
赤胴車って形式が新しくなると電気制動を廃止したのか。大手私鉄では珍しい。高速の優等列車では電気制動はあってもなくても大して効果は変わらなかったのだろうか。それともチョッパ制御のコスト削減のために電気制動を最初から外したのか。一方で頻繁な高加減速を繰り返すジェットカーは電気制動が必須なのはわかる。2020/02/05