内容説明
西日本の中心都市、大阪市を縦横に疾駆し、５０有余年の歴史を誇る大阪市営高速鉄道の車両の全容を、各種のデータ中心に解説。
目次
現在の車両（２０系；２０系の車体その他；１０系の試作車（現０１編成） ほか）
思い出車両（１００形（１０１～１１０）
２００形（２０１～２１３）
３００形（３０１～３１６） ほか）
運行形態と施設（７０００形、８０００形から３０系への推移；線路図（高速鉄道・中量軌道）
緊急５か年計画で整備された地下鉄網 ほか）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えすてい
6
大阪市交通局の車両に関して記載している本が極めて少ないが、保育社の「私鉄の車両16 大阪市交通局」は、刊行当時活躍していた大阪市営地下鉄やニュートラムの車両のデータを網羅しまくっている。特に主力車両30系のめまぐるしい転属・改番や、語られている文献が全くと言っていいほどない谷町線の旧型付随車も紹介されており、50系の運転台写真まである。中央線最新型20系から最古参の千日前線100形（二代目 旧御堂筋線1100形）までを一冊にまとめている。大阪人のみならず地下鉄好きにとっては何度読んでも飽きない。2016/05/13
えすてい
6
今から考えると、現代の基準から見ると、当時の車両は「非常に恐ろしいことをしていた」と見ることができる。その代表例がアスベスト。50系のページに明記されているのだが、床材には亜鉛鋼板にスプレーアスベストとしたものを用いていた。勿論現在アスベストは使用禁止であり、アスベストを使用している古い廃車車両を解体する際は全ての窓・扉の部分を厳重に密閉してアスベスト除去作業が行われる。しかし当時はまだ使用禁止ではなかったため堂々と使われていた。そういうのが普通に記載されているのも、31年前刊行の古い本の証。2017/01/02
えすてい
6
20系・10系・30系・50系（5700・5800・5900形含む）・千日前線用2代目100形・60系・ニュートラム100系と、全形式運転台写真付き。50系は千日前線用（CS-ATCのHSC）と谷町線用（WS-ATCのHSC-D）の比較ができる。開業時の初代100形から旧6100形までの鋼製車全形式が懐かし車両ページにあるが、中央線用鋼製車の開業時のインターナショナルオレンジの塗装のカラー写真がないのが残念。
雲雀丘 正雀
1
記録2021/09/08
jetcaaaar
1
50系グループをはじめ，私が生まれる前の乗れなかった車両がよくわかった．2018/01/15
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- 国際マクロ経済学
