内容説明
京阪神の大量輸送機関として活躍する阪急。７０００・６３００系を頂点に、マルーンの色で象徴される阪急車両群のすべてを写真とデータで解説する。
目次
現在の車両（６３００系（６３３０形）
６３００系
７３００系 ほか）
思い出車両（他社へ行った車両；広島電鉄１０８０・１０７０系（元阪急２１０・５００形）
能勢電鉄１５００系（元阪急２１００系） ほか）
車両・施設ガイド（救援車・入換用作業車；主幹制御器；パンタグラフ ほか）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えすてい
6
2300系・2800系が地下鉄堺筋線乗り入れできるのでは?、と思ったこともあるが、阪急と大阪市交通局の地下鉄乗り入れ協定を結んだ車両ではなかったこと・わずかな寸法の違いが地下鉄線内の車両限界ではアウトになるからとも思う。3300系以降の地下鉄乗り入れ用京都線サイズは2800mm幅に全長18900mm。これを厳守しなければならない。あ、この本は、新幹線と並走する7300系の写真はあるが、1963年に建設中の新幹線の線路を間借りして新幹線のレールの上を初めて走った旅客列車が阪急だったことには一切触れられず。2020/02/10
えすてい
6
京都線6300系特急から神宝線2000系/京都線2300系、そして草創期の阪急高性能車京都線1300系と神宝線1100系/1010系が最後の活躍。阪急は徹底したこだわりが大手私鉄の中では最も高い。マルーン塗装・古い車両でも入念な手入れを怠らない内装・雨水の腐食があろうとも下降窓採用。正面左右対称の貫通仕様に貫通扉上の前照灯はどんなに新技術が導入されようとどの形式でも絶対に守るべきデザイン。それが阪急のブランド力を際立たせている。2020/02/05
