またあの一日がはじまる―児童虐待の真実

またあの一日がはじまる―児童虐待の真実

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  • サイズ B6判/ページ数 191p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784873662398
  • NDC分類 369.4
  • Cコード C0037

内容説明

虐待の4分類「身体的虐待・心理的虐待・性的虐待・ネグレクト」に、家庭以外の虐待を加えて、その実例を紹介。また、虐待を受けた子どものその後の症状や、児童虐待を取り巻く現在の環境、平成12年に施行された児童虐待防止法などにも迫る。

目次

まえがき ある少女の告白
第1章 児童虐待の現状―それぞれのケース
第2章 虐待がもたらすもの―被虐待児のその後
第3章 虐待かもしれない―こんな時どうするか
第4章 虐待と現代社会―虐待を越えて
第5章 役立つデータベース―虐待を防ぐために
あとがき たくさんの埋もれた叫び

著者等紹介

川越智子[カワゴエトモコ]
神奈川県在住。園芸雑誌・書籍の編集を経て、ライターとして独立。現在、育児雑誌、健康関係、ビジネス関係の雑誌などで執筆活動を展開。社会問題を中心に幅広く活動を行っている

高橋正彦[タカハシマサヒコ]
児童養護施設の児童指導員。子どもの虐待防止センターの評議員や、DCI(Defence for Children International)日本支部の運営委員を務めるなど、子どもの虐待防止や子どもの人権問題に関する活動を精力的に行っている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

caramel

10
20年以上前の本だし、読メでもほぼ感想はないですが、結構参考になる本でした。これを読んで、虐待を受けて育っても、その過去をちゃんと自分で整理できたり、家族以外でも信頼できる良い関係が築ければ悲劇を繰り返さない、殆どの場合はそうであるとちゃんと書かれていて、希望を感じる終わり方なのも良かった。まず過去のトラウマを乗り越えられるように頑張ろうと思う。2022/08/18

Humbaba

3
児童虐待は、致命的な状態にならないとなかなか発覚しない。子どもにとってはどのような親であれ、信頼し、頼るべき親であることにかわりはない。そのため、不幸なことに愛されなかった場合には、相手を恨むのではなく自分に何か問題があると考えてしまう。そして、得られない愛を求めることで、自分を責めて原因をそこに持って行ってしまうために発覚しづらい。2014/09/01

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