目次
6000形誕生まで
製造年度別による車輌の特徴
スタイルの変化
4000形
3000形
2000形
東京都以外の同形車
6000形の新製配置と移動
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えすてい
6
戦後都電の代名詞6000形。年次によってバリエーションがいくつもあるが、初期の車両は外板が薄くてベコベコだったそうだ。それから外板を厚くした「量産型」が増備されていったが、都電の相次ぐ廃止で6000形は次々と淘汰されていき、荒川線に6152だけ残ったものの、これも廃車された。構造的にも安定したスタイルで使い勝手のいい「中型サイズ」の路面電車車両で、全国の路面電車で同タイプの車両が製造されたのは、やはり使いやすかったのだろう。名鉄でも採用され岐阜市内線用のモ570形が都電6000形タイプなのは有名。2020/02/14
rbyawa
0
d123、要するに戦後から廃線までの時代の本だね、と改めて読んで感じたのですが、この後、7000形ってのと8000形ってのが出来るんですが、廃線を見込んで作られているのでどうも持ちが悪かったらしく(そりゃね)、6000形がしはしばの車庫の転属を繰り返していたのも案外そのせいかなぁ、なんて邪推もしてしまいます。多分都電のイメージを持つ人はこの車両そのものなんじゃないのかな、唯一の残存の荒川線にも転属されたものの、今も現役で残ってるかな? 最盛期も戦後10年くらいなんですよね、いろんな経験したなぁ6000形。2013/08/29