RM LIBRARY
国鉄レールバスその生涯

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B5判/ページ数 47p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784873661940
  • Cコード C0065

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Cornelius

24
気動車では大きすぎる地域で、少し小型の車両が活躍していたとの話を聞いて読んでみた。そういえば羽幌炭礦鉄道や根室の拓殖鉄道について調べた時に、レールバスの話があったなぁと思いだしていた。2016/05/03

えすてい

5
ドイツの「シーネンオムニバス」が機械式ながら電磁クラッチで総括制御可能な「高性能車」に対し、国鉄のレールバスは国鉄当局がローカル線の切り札として大真面目に取り組む気概すら希薄で、とにかく簡素化すればいいだけで、車体もエンジンも変速機も安上がりなものを流用し、結局出来上がったものはローカル線改善の切り札になり得ず、逆に一般の液体式気動車を導入した方が安上がりだった。1980年代以降の気動車とは直接的なかかわりは何もないが、「失敗作」とも言えるし、お役所国鉄の開発当局の優柔不断さがあるように思える。2020/02/15

えすてい

4
岡田誠一の国鉄機械式気動車とキハ08、計4巻分はこれで読了したわけだ。国鉄総裁自らが西ドイツ視察で是非とも日本にもこのような車両を入れたいと意気込んでいたが、工作局等ではようやく軌道に乗ってきた液体式気動車の量産・増備に追われて部品も構造も全く異なる新たな車両を入れる余裕もなく乗り気ではなかった・しかし総裁に押されてやらされる羽目に。総裁も罪な人だな。だが、総括制御不可能な短命のバスサイズ小型車体よりは通常サイズの液体式を大量導入した方が結果としてはランニングコストを下げることになるんだけどね。2024/02/10

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/732962
  • ご注意事項

最近チェックした商品