内容説明
本書は、日本車を刺激的に楽しむカー・マガジン“ジェイズ・ティーポ”で好評連載中の「木下隆之の青春回想録」をまとめたものである。全15編はいずれも、レーシングドライバー木下隆之の自伝的ストーリーで、サバンナGTを駆る峠小僧時代からスカイラインGT‐Rを操るレーシングドライバー時代までが収められている。
目次
迫り来るハチロク、水煙の中から―AE86トレノ
昼は白バイ隊員、夜はスパルタンスポーツを駆る―フェアレディZ432
僕とサバンナが初めて後塵を浴びた瞬間―サバンナGT vs シビックRS(前編)
赤いコスモと麻弓は媚薬のように…―コスモAP
最愛のGX‐5とクロスミッションの憂鬱―サニー1200GX‐5
旅客機よりも速く、高速道路を突き進め―ギャランVR‐4
強さと逞しさに憧れた日々―フェアレディ240ZG
フェンスを隔てた24時間の関係が、永遠に…―スカイラインGT‐R
名機2T‐G、喫茶店の話題独占―セリカ1600GT
失われていなかった走りへの情熱―シビックフェリオ〔ほか〕