内容説明
人は未来を見る時、誰もがそこに長い時間が在ると予想する、でも過去を見ると日と月が実に速く自分を通り過ぎている事に気付く。若い頃は唯生きるだけで誰も時間を考えない。それを考えるのはかなりの年を経てから、そしてその時気付くのは、人は皆、急ぎ足の旅人だと言う事である。
目次
１ そよ風と月の光
２ 旅と巡り会い
３ 生存と言語
４ 言語と論理
５ 書籍から学ぶ
６ 身体と発達
７ 数と形
８ 終りにあれこれ
著者等紹介
深田尚彦［フカダナオヒコ］
文学博士。専攻は心理学／研究、描画行動の実験的研究、著書、論文多数。大阪芸術大学学長。大阪芸術大学短期大学部学長。１９２３年大阪生まれ。１９５０年同志社大学文学部文化学科卒業。１９５０年京都府伏見児童相談所心理判定員に就任。１９５６年京都府中央児童相談所心理判定員に転任。１９６１年同志社女子大学に就任・心理学担当。１９８９年３月同志社女子大学名誉教授。１９８９年４月大阪芸術大学・環境計画学科・教授に就任。１９９３年大阪芸術大学大学院教授・芸術行動論担当。１９９５年大阪芸術大学・浪速短期大学の学長に就任。２０００年１１月勲三等旭日中綬章を受く（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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