目次
第1部 1970年代の「景気中立型」国債管理政策の採用と累積国債の満期構成の長期化(戦後国債管理政策と累積国債の満期構成の短期化;1970年代の国債管理政策と累積国債の満期構成の長期化;累積国債の満期構成の長期化とクラウディング・アウト;累積国債の満期構成の長期化と新たな長期国債投資家)
第2部 1980・90年代の国債市場の信認危機と制度改革(1980年代の国債市場と国債ディーラーの破綻;国債市場の公的規制と「1986年国債法」;「1986年国債法」の評価と「1993年改正国債法」;「1993年改正国債法」とソロモン・ブラザーズ事件;ソロモン・ブラザース事件と国債市場制度改革)
第3部 1990年代以降の国債管理政策の新展開と国債論議(物価連動国債の発行の導入とその経済的意義;財政黒字期の国債管理政策と国債論議;社会保障信託基金の国債投資をめぐる論争;戦後国債保有構造の変貌)
著者等紹介
池島正興[イケジママサノリ]
1950年奈良県に生まれる。1974年京都大学経済学部卒業。1979年同大学院経済学研究科博士課程単位修得後退学。現在、関西大学商学部教授。京都大学博士(経済学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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