目次
第1部 仏法・信仰の伝播と王権(沙陀の唐中興と五臺山;栴檀瑞像の遷転と一〇~一四世紀東部ユーラシアの王権;南北朝・室町時代における夢窓派の伝法観と袈裟・頂相;後醍醐天皇による勅願寺認定について)
第2部 経典・仏像・法具と法会(空海請来不空・般若新訳経の書写と公認―一代一度仁王会の成立とも関係して;『仁和寺御室御物実録』の宝物;雲伯地域の神像彫刻;現代台湾の鬼月における無縁死者救済儀礼について―道教の普度法会と仏教の盂蘭盆会の比較)
第3部 僧伝と信仰(中国中世における僧侶の出家因縁―高僧の伝記史料を中心として;『続日本後紀』掲載の僧侶の伝記について;入宋僧〓(ちょう)然記事のゆくえ)
著者等紹介
原田正俊[ハラダマサトシ]
1959年生。関西大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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