企業の投資行動と法人課税の経済分析

企業の投資行動と法人課税の経済分析

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  • サイズ A5判/ページ数 175p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784873544175
  • NDC分類 345.3
  • Cコード C3033

内容説明

本書の特徴は、Tobinのq理論に代表される企業の利潤最大化行動に基づいた新古典派の投資理論をベースに、税制を考慮したTax‐adjusted Qと資本コストを用いて税制と企業の投資行動との関係を分析したところにある。

目次

第1部 成熟経済における法人税(日本の法人税の評価―資本コストに与えた影響;上場企業の投資行動と法人税―個別財務データを用いた投資関数の推定;中小企業の投資と税制―優遇政策の資本コストへの効果と生産性)
第2部 グローバル化と法人税(グローバル化における資本所得課税のあり方―課税ベースの外形化と資本コスト;納税制度とグループ企業の投資行動―個別納税と連結納税における投資行動の比較;海外直接投資と法人負担―日本の電気機器産業の対アジア投資の要因分析)
Tax‐adjusted Qの計測モデルおよび方法
投資国の選択と企業価値最大化問題

著者等紹介

前川聡子[マエカワサトコ]
1995年関西大学法学部卒業。1997年大阪大学大学院国際公共政策研究博士前期課程修了。2000年大阪大学大学院経済学研究科博士後期課程修了。現在、関西大学経済学部助教授、博士(経済学)。公共経済学・財政学専攻
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