内容説明
本書は中国の学者をして難解といわしめる熊十力の書を初めて訳出するとともに、唯識・儒教・老荘それぞれに関する典拠を明示した注に加え、熊十力の伝歴と彼の哲学を含む解題、テキスト間の異同を示す対照表と索引までも付している。
目次
明宗
唯識
転変
功能
成色
明心
著者等紹介
吾妻重二[アズマジュウジ]
1956年茨城県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業、早稲田大学大学院文学研究科後期課程修了。文学博士。現在、関西大学文学部教授、東西学術研究所研究員
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