関西大学東西学術研究所研究叢刊<br> 遐邇貫珍の研究―1853~1856Chinese Serial.

関西大学東西学術研究所研究叢刊
遐邇貫珍の研究―1853~1856Chinese Serial.

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  • サイズ B5判/ページ数 720p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784873543840
  • NDC分類 052
  • Cコード C3087

内容説明

『遐邇貫珍』の内容の特色は大きく言えば、次の二分野に分けられるであろう。一つは、アジア世界の人々に中国語表現によって西洋文明、西洋文化を伝授あるいは啓蒙しようとしたもので、その中には内田慶市によって明らかにされたようにイソップ童話などの中国語訳が含まれている。また沈国威によって明らかにされた西洋の科学技術や科学文明の論考が中国語訳されて多く掲載されている。二つめとして、『遐邇貫珍』以前の中国語月刊誌『東西洋考毎月統紀伝』には見られるが、『遐邇貫珍』によって確立したと言っても過言ではない世界のニュースが毎号掲載されるようになったことである。これらの意味からも『遐邇貫珍』は中国語月刊雑誌としては画期的な刊行物であった。本書はおそらく、『遐邇貫珍』刊行後150年後に世界で初めて全文を影印の形式で刊行するものである。さらに語彙索引を附し、解題研究を同時収録して出版した。

目次

序説 『遐邇貫珍』の世界(松浦章)
『遐邇貫珍』の描く近代東アジア世界(松浦章)
『遐邇貫珍』にみえるイソップ物語―中国語イソップ翻訳小史(内田慶市)
『遐邇貫珍』解題(沈国威)
索引(漢字索引;人名・地名索引;語彙索引)(沈国威)
影印本文

著者等紹介

松浦章[マツウラアキラ]
関西大学教授。関西大学大学院文学研究科博士課程単位取得後退学、文学博士。研究分野は中国近現代史

内田慶市[ウチダケイイチ]
関西大学教授。大阪市立大学大学院文学研究科博士課程単位取得後退学、博士(文学)。研究分野は近代日中欧言語文化接触に関する研究

沈国威[シンコクイ]
関西大学教授。大阪大学大学院文学研究科博士課程単位取得後退学、博士(文学)。研究分野は近代日中語彙交流史、日中語彙対照研究
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