内容説明
「宝慶記」は正法眼蔵の著者である道元禅師がお書きになった著作である。本書では、道元禅師が長年疑問に感じておられた仏道の根本問題に関し、如浄禅師に率直な質問をされ、如浄禅師がはるばる日本から渡来した年若い修行僧の道元禅師に対して、噛んでふくめるように具体的な解答をされている。したがって道元禅師が仏道の究極を学ぶ上で、もっとも有力な手助けとなった天童如浄禅師の教えを手にとるように明確に知ることができ、道元禅師の思想を知る上において、欠くことのできない根本資料をなしている。
「宝慶記」は正法眼蔵の著者である道元禅師がお書きになった著作である。本書では、道元禅師が長年疑問に感じておられた仏道の根本問題に関し、如浄禅師に率直な質問をされ、如浄禅師がはるばる日本から渡来した年若い修行僧の道元禅師に対して、噛んでふくめるように具体的な解答をされている。したがって道元禅師が仏道の究極を学ぶ上で、もっとも有力な手助けとなった天童如浄禅師の教えを手にとるように明確に知ることができ、道元禅師の思想を知る上において、欠くことのできない根本資料をなしている。