内容説明
本書は、労働環境をどのように乗り切って、強い生協をつくりあげていくのかについて、人事管理の改革をとおして、主に「人件費構造改革実践研究会」(主催・日本生協連経営指導本部)に参加した生協の中から、新しい人事管理制度を導入・実践した生協、制度はできたが労理交渉中の生協も含め、多くの生協の今後の検討・立案・実施のための資料提供の意味で出版する。
目次
1 いまなぜ人事制度改革なのか(人事管理の総点検・抜本改革が進む;年功処遇と決別し、“能力主義×成果主義”の実践をめざす ほか)
2 生協の抱える問題は何か―原点に帰り、将来を見据えた改革の実行しかない(事業構造の改革は―赤字事業の方向決断と人件費構造改革への取り組みは急務;総額人件費管理に目を向ける ほか)
3 新しい人事制度の実行内容―各生協の導入ケースにみる(多様化する処遇制度;職務基準と職能基準が基本 ほか)
4 雇用の多様化と非正規職員処遇の確立と実践を図る(有期雇用契約とパート職員処遇―働き方いろいろ;パート職員の処遇体系は、職務等級制度で ほか)
5 トップのリーダーシップ・決断実行力が導入の成否を決める(外部環境の変化に即応できる組織運営を;マネジメントの役割と組織活動 ほか)
著者等紹介
松田憲二[マツダケンジ]
中央大学法学部法律学科卒。東証一部上場企業にて、人事・賃金・教育訓練・長期経営計画並びに全国販売会社・販売店の経営指導・教育訓練を担当。これまで視聴覚教育教材活用において、文部大臣奨励賞他各種視聴覚賞を4年連続で受賞。現在、マツダ・ビジネス・コンサルティーション代表。労働問題研究家、人事教育コンサルタント、経営診断士会会員、経営学博士。中小企業総合事業団専門員。日本能率協会マネジメントスクール等の各講師。独立行政法人・評価委員会委員(厚生労働省)
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