化学産業における実践的MOT―事業化成功事例に学ぶ

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化学産業における実践的MOT―事業化成功事例に学ぶ

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  • サイズ A5判/ページ数 276p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784873267050
  • NDC分類 570.95
  • Cコード C3034

出版社内容情報

◆事業化の成功事例から見る実践的テキスト◆

国際的な競争が熾烈化する現代、日本の化学産業においても研究開発の生産性向上は喫緊の経営課題となっています。
 本書は昨今、その重要性が認識されている化学産業向けのMOT(Management of Technology;技術経営)について、
第1部では研究開発から事業化に至るまでのプロセスを中心に解説、
また第2部では過去の成功事例から共通する成功の主要因KSF(Key Success Factor)を解明、
研究開発の生産性向上に役立つ実践的テキストになっています。
 現在、企業で活躍する研究者、技術者や人材育成に携わる実務者だけでなく、
化学企業に就職を考えている大学生や技術系大学院生などの必読書です。


【編集委員会】

◎編集委員長
近藤 忠夫 [はじめに、第1部 第1章、第2部 序文、事例10および13]
渡加 裕三 [はじめに、第1部 第2章?第5章、第2部 事例3]

◎編集委員
後藤 達乎 [編集全般]
神門  登 [編集全般]
増田 房義 [第1部 第6章、第2部 全般および事例11]
丸橋 基一 [第2部 全般および事例9]
吉村 典昭 [第2部 全般および事例4、5]

〇第1部 日本の化学産業における研究開発を中心としたMOT(技術経営)
 第1章 日本の化学産業の発展の歴史と今後の展望・課題
  1?1.日本の化学産業の発展の歴史/  1?2.日本の化学産業の現状/  1?3.日本の化学産業の将来展望/  1?4. 化学産業の新規事業開発・研究開発の事業化におけるMOT(技術経営)の重要性
 第2章 研究開発テーマの選択と決定
  2?1.公募テーマから絞り込む決定方法/  2?2.経営・技術戦略をベースとする決定方法/  2?3.経営戦略を構成する重要な要素/  2?4.企業戦略立案に活用される分析手法(フレームワーク)/  2?5.事業戦略立案に活用される分析手法(フレームワーク)/  2?6. 企業および事業戦略を実現するための機能戦略、そして技術戦略/  2?7.研究開発戦略立案の概要/  2?8.重要な保有技術の棚卸(技術系譜)
 第3章 研究開発テーマの実行におけるマネジメント
  3?1. 戦略体系での技術戦略および研究開発戦略策定プロセスの位置付けと評価サイクル/  3?2.進捗度管理とステージゲートモデル/  3?3.ビーカースケールからベンチスケールへ ? 魔の川を越える/  3?4.ベンチスケールからパイロットスケールへ ? 死の谷を越える/  3?5. パイロットスケールから本製造プラントの建設・稼働 ? 第一のダーウィンの海を渡り切る/  3?6. 本製造プラントの定常稼働と累積投資額の回収 ? 第二のダーウィンの海を渡り切る
 第4章 創出された事業の拡大と継続
  4?1. 継続的な技術改良によるコストパフォーマンスの向上と市場開発部門との連携による新規グレードの開発 ? 事業の拡大/  4?2.事業の継続計画(BCP)
 第5章 研究開発から事業化に至る確率
  5?1.自社研究開発から事業化に至った事例/  5?2.研究開発テーマの棚卸事例
 第6章 研究開発リーダーの役割
  6?1.リーダーの心構え/  6?2.オープンな組織作り/  6?3.人材を育てる/  6?4.成功する研究開発のために

〇第2部 研究開発から事業化に至った事例から成功要因(KSF)を学ぶ(事例)
 1.ε?カプロラクタム製造技術の開発 ? 住友化学
 2.インパネ用ウレタンビーズ(TUB)の開発 ? 三洋化成工業
 3.光学分割用キラルカラムの開発 ? ダイセル
 4.ガスバリア性樹脂エバール?の開発 ? クラレ
 5.耐熱性ポリアミド樹脂ジェネスタ?の開発 ? クラレ
 6.省燃費タイヤ用シランカップリング剤の開発 ? 大阪ソーダ
 7.チョウ目殺虫剤フルベンジアミドの発明 ? 日本農薬
 8.ポリエステル系重合トナー(PEB)の開発 ? 三洋化成工業
 9.機能性ポバールの開発 ? 日本合成化学工業
 10.光学フィルム用ラクトン環含有アクリルポリマーの開発 ? 日本触媒
 11.高吸水性樹脂(SAP)の開発 ? 三洋化成工業
 12.樹脂用永久帯電防止剤の開発 ? 三洋化成工業
 13.高吸水性樹脂(SAP)の開発 ? 日本触媒
 14.無機質マイクロカプセルの創製と実用化(国有特許の実用化例)? 大阪工業技術研究所(現 産業技術総合研究所関西センター)
 15.テレケリックポリマーの開発 ? カネカ
 16.気相法による医農薬中間体の製造技術開発 ? 広栄化学工業
 17.アタックNeo?の開発 ? 花王
 18.半導体レジスト材料セルグラフィー?の開発 ? ダイセル
 19.光学活性プロパノール誘導体の工業的製法の開発 ? 大阪ソーダ
 20.スキンケア素材(ナールスゲン?)と化粧品の開発 ? ナールスコーポレーション

一般社団法人 近畿化学協会「MOT研究会」[イッパンシャダンホウジンキンキカガクキョウカイエムオーティーケンキュウカイ]
著・文・その他/編集

目次

第1部 日本の化学産業における研究開発を中心としたMOT(技術経営)(日本の化学産業の発展の歴史と今後の展望・課題;研究開発テーマの選択と決定;研究開発テーマの実行におけるマネジメント;創出された事業の拡大と継続;研究開発から事業化に至る確率 ほか)
第2部 研究開発から事業化に至った事例から成功要因(KSF)を学ぶ(ε‐カプロラクタム製造技術の開発―住友化学株式会社;インパネ用ウレタンビーズ(TUB)の開発―三洋化成工業株式会社
光学分割用キラルカラムの開発―株式会社ダイセル
ガスバリア性樹脂エバールの開発―株式会社クラレ
耐熱性ポリアミド樹脂ジェネスタの開発―株式会社クラレ ほか)

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