内容説明
オープンソースの統計解析用のプログラミング言語、Rの強力な描画用パッケージggplot2を使ってさまざまなグラフを作成するためのレシピ集です。棒グラフや折れ線グラフ、散布図といった基本的なグラフから、複雑なグラフや地図の作成方法だけでなく、きめ細かいカスタマイズ方法、効果的な使い方、色の使い方の注意、さらには文書用データへの変換方法まで、グラフに関することはほとんど網羅しています。実際の「やりたいこと」に応じた解決法を提示。描きたいグラフがすぐに描ける実用的な一冊です。
目次
Rの基本
データの基本的なプロット
棒グラフ
折れ線グラフ
散布図
データ分布の要約
注釈
軸
グラフの全体的な体裁
凡例
ファセット
色を使う
さまざまなグラフ
文書用に図を出力する
データの前処理
付録A ggplot2を理解する
付録B 日本語フォントの利用(日本語版補遺)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Iwata Kentaro
5
ようやく通読。STATAとR両方使ってて最近後者にウエイトが。ggplot2はほとんど使いこなせてなかったですが、本書読んで少し行けそうな感じしてきました。要は慣れですね。2020/05/22
Iwata Kentaro
3
前の版読んだ直後に次の版。季語なし。これも読む。2019/11/22
odmy
1
当面使うところだけを読んだ。Excelに比べるとRでグラフをつくるのはやたらと複雑で、本書はグラフ作成に特化した本なのに全部で400ページもある。でも、使いこなせるようになるとデータ分析のやり方自体が変わってくると思う。とくにファセットで他の変数の水準ごとにグラフを作って並べられるのがすごく便利。回帰分析とか分散分析とかやる前にまずはファセットで水準ごとの分布を比較しておいた方が、的外れな分析をする時間のロスを減らせるのではないだろうか。2025/03/23
takao
1
R Graphics Cookbook: Practical Recipes for Visualizing Data 2nd dl https://r-graphics.org/2024/10/28