詳解ＯｐｅｎＣＶ３―コンピュータビジョンライブラリを使った画像処理・認識

カーラー，エイドリアン〈Ｋａｅｈｌｅｒ，Ａｄｒｉａｎ〉/ブラッドスキー，ゲェアリー【著】〈Ｂｒａｄｓｋｉ，Ｇａｒｙ〉/松田 晃一/小沼 千絵/永田 雅人/花形 理【訳】

オライリー・ジャパン（2018/05発売）

• サイズ B5判／ページ数 1024／高さ 24cm
• 商品コード 9784873118376
• NDC分類 007.64
• Cコード C3055

出版社内容情報

OpenCVの開発者によるベストセラー書の改訂版。最新のC++インタフェースに対応。OpenCVライブラリ開発者によるベストセラー書の改訂版！
OpenCVの開発者によるベストセラー書の改訂版。最新のC++インタフェースに対応。OpenCVは現在、ロボットの視覚システムだけでなくスマホやパソコンの顔認証、画像アプリやセキュリティ監視の人物検出、製造、医療、自動運転車、ゲームやARアプリ、さらには機械学習に代表される人工知能の研究など、さまざまな分野で利用されています。本書では、カメラ入力やファイル出力といった簡単な使い方から、画像の変換やセグメンテーション、テンプレートマッチング、パターン認識、特徴量、物体や動きのトラッキング、ステレオビジョンからの3Dの再構成、機械学習まで、基礎から丁寧かつ詳細に解説します。関数のリファレンスとしても利用可能です。

Gary Bradski［ゲェアリー ブラッドスキー］
著・文・その他

Adrian Kaehler［エイドリアン カーラー］
著・文・その他

松田 晃一［マツダ コウイチ］
翻訳

小沼 千絵［オヌマ チエ］
翻訳

永田 雅人［ナガタ マサヒト］
翻訳

花形 理［ハナガタ オサム］
翻訳

内容説明

ＯｐｅｎＣＶの開発者によるベストセラー書の改訂版。最新のＣ＋＋インタフェースに対応。ＯｐｅｎＣＶは現在、ロボットの視覚システムだけでなくスマホやパソコンの顔認証、画像アプリやセキュリティ監視の人物検出、製造、医療、自動運転車、ゲームやＡＲアプリ、さらには機械学習に代表される人工知能の研究など、さまざまな分野で利用されています。本書では、カメラ入力やファイル出力といった簡単な使い方から、画像の変換やセグメンテーション、テンプレートマッチング、パターン認識、特徴量、物体や動きのトラッキング、ステレオビジョンからの３Ｄの再構成、機械学習まで、基礎から丁寧かつ詳細に解説します。関数のリファレンスとしても利用可能です。

目次

概要
ＯｐｅｎＣＶ入門
ＯｐｅｎＣＶのデータ型
画像と大型配列型
配列の演算
描画方法とテキスト表示方法
ＯｐｅｎＣＶのファンクタ
画像、動画、データファイル
クラスプラットフォームとネイティブウィンドウ
フィルタとコンボリューション〔ほか〕

著者等紹介

カーラー，エイドリアン［カーラー，エイドリアン］ ［Ｋａｅｈｌｅｒ，Ａｄｒｉａｎ］
１９７３年生まれ。科学者、発明家、技術者であり、その仕事はさまざまな分野に及ぶ。専門分野は、ロボット工学、物理学、電子工学、コンピュータアルゴリズム、マシンビジョン、バイオメトリックス、機械学習、コンピュータゲーム、システムエンジニアリング、ヒューマンマシンインタフェース、数値プログラミング、デザイン

ブラッドスキー，ゲェアリー［ブラッドスキー，ゲェアリー］ ［Ｂｒａｄｓｋｉ，Ｇａｒｙ］
Ｉｎｔｅｌの研究所で主幹エンジニアとして仕事を始め、ＯｐｅｎＣＶの基礎を築き、現在も指揮している

松田晃一［マツダコウイチ］
博士（工学、東京大学）。石川県羽咋市生まれ。元ソフトウェア技術者／研究者／管理職、ＰＡＷ＾２のクリエータ。ＮＥＣ、ソニーコンピュータサイエンス研究所、ソニーなどを経て、大妻女子大学社会情報学部情報デザイン専攻教授。「希望の塾」塾生

小沼千絵［オヌマチエ］
東京工業大学情報科学科卒業。電機メーカーに入社。日本語処理、アプリケーション開発環境、ネットワークルーティング関連の業務に携わった後、Ｗｅｂサイトの構築、運営に従事している

永田雅人［ナガタマサヒト］
長崎で生まれ福岡で育った九州男児。幼少期（Ｚ８０系マイコン～ＤＯＳの時代）に電子工作やプログラミング（機械語～）にハマる。早大理工の学士修士を経て、横国大の博士課程で人間の視覚について学ぶ。視覚に関する研究員と画像処理の非常勤講師を務めている

花形理［ハナガタオサム］
東京生まれの東京育ち。上智大学大学院博士後期課程修了、工学博士。元金沢工業大学大学院教授。大学院修了後はソニーにてニュートラルネットワーク、人工知能、画像処理の研究に従事。その後、世界初の家庭用エンターテインメントロボットＡＩＢＯの開発のコアメンバーとして従事（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[absinthe]

この本のいいところは、関数の使い方の列挙のような解説ではなくて、数学的な背景もかなり詳しく説明してくれるところ。OpenCVは画像認識のライブラリだが、数学的な関数群も割りと充実しており、かなり大きなライブラリだ。ど厚い本だから片手で持って電車で読むことは出来ないけれど。とにかく読んでて楽しくなる。OpenCV使わない人にも面白いんじゃないだろうか。

2018/11/28

[のろあすぺ]

OpenCVの解説書としてはいいかもしれないが、CVの解説書としてみると微妙かも。理論とAPIの説明がごっちゃになっていて、本質的な内容がどこなのかわかりにくい。ところどころ日本語がおかしいのも萎える。特徴量の章でAKAZEの説明がないなど、内容自体も微妙に古い。

2018/08/19

[さっしー]

分厚い本なのでかなり大雑把に読む。Open CVの関数のみならず、個々の画像処理・認識技術自体についても大雑把に把握することができた。

2018/08/14

[issy]

必要時に時々拾い読みする。サンプルコード豊富で助かるが、微妙に説明が雑なところもなくはない。

2023/03/19