出版社内容情報
DevOpsの文化的側面を解説した書籍!
DevOpsを組織の内側から変革する文化的なムーブメントととらえた上で、DevOpsの概要と、DevOpsがもたらすチーム間の変化などについて書いた書籍です。個々人が一緒に働きながら強い関係性を作る方法や、ゴールや評価基準の違いを調整して、チーム間で親和性を高めるコツや、文化的な方向性を適したものにするためのツールやワークフローについてなどについて解説します。DevとOpsやそのほか職種が異なる人が協業するに当たって起こりうる事柄をうまく解決するためのノウハウを書いた書籍です。
内容説明
DevOpsには技術的な側面だけでなく、開発や運用をはじめとするさまざまな部門を繋げる組織文化を構築するという重要な側面があります。本書では、主にDevOpsの文化的な事柄に着目し、異なるゴールを持つチームが親和性を高め、矛盾する目標のバランスを取りながら最大限の力を発揮する方法を解説します。「DevOpsの4つの柱」としてコラボレーション、アフィニティ(親近感、一体感)、ツール、スケーリングを挙げ、個人と個人のコラボレーション、チーム間や組織全体でのアフィニティの構築、企業全体でのツール選択の考え方、さらに組織がスケールする中でのアフィニティの向上と維持について4部構成で詳述。さらに組織が変化するために「4つの柱」がどのように機能するかについても解説します。組織の内側から変化を起こし、変化を促進して組織全体へとその影響を広げ、持続可能な組織を構築する方法を紹介する本書は、ソフトウェアの開発、運用、組織のマネージメントに携わるすべての人に必携の一冊です。
目次
第1部devopsとは何か
第2部 コラボレーション
第3部 アフィニティ
第4部 ツール
第5部 スケーリング
第6部 devops文化への架け橋
著者等紹介
デイビス,ジェニファー[デイビス,ジェニファー] [Davis,Jennifer]
DevOpsDaysの世界的なオーガナイザーであり、DevOpsDays Silicon Valleyのローカルオーガナイザー、CoffeeOpsの創設者である。サンフランシスコ地域で複数のコミュニティミーティングを支援している。Chefでは、インフラストラクチャーの構築や管理を単純化するChefクックブックを開発している。また、複数のカンファレンスでdevops、IT文化、モニタリング、自動化について講演している
ダニエルズ,リン[ダニエルズ,リン] [Daniels,Ryn]
Etsyの上級運用エンジニアである。自動化と運用が好きだというところから出発して、モニタリング、構成管理、運用ツールの開発のスペシャリストとなった。Velocity、DevOpsDays、Monitoramaなどのさまざまなカンファレンスでインフラストラクチャーの自動化、モニタリングソリューションのスケーリング、この業界の文化的改革について講演をしている。DevOpsDays NYCの共同オーガナイザーのひとりであり、Ladies Who Linux New Yorkの運営を手伝っている
吉羽龍太郎[ヨシバリュウタロウ]
株式会社アトラクタ取締役最高技術責任者/アジャイルコーチ。アジャイル開発、DevOps、クラウドコンピューティング、組織改革を中心としたコンサルティングやトレーニングを提供。野村総合研究所、Amazon Web Servicesなどを経て現職。認定スクラムプロフェショナル(CSP)/認定スクラムマスター(CSM)/認定スクラムプロダクトオーナー(CSPO)。Microsoft MVP for Azure
長尾高弘[ナガオタカヒロ]
1960年千葉県生まれ。東京大学教育学部卒、株式会社ロングテール社長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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