出版社内容情報
データ分析という新しいアプローチによるセキュリティ手法を解説。継続的・計画的なセキュリティ対策を取ることが可能。データ分析という新しいアプローチによるセキュリティ手法を解説!
従来の侵入検知やログファイル解析といった手法では、ネットワークのセキュリティを確保するのが不十分であるとの認識から、さまざまなデータを集めて多方面から多元的に分析した上で、適切な対策を講じようという、いままでになかった視点で書かれた画期的な内容です。順序立って理解し、系統立ったセキュリティ手法を身に付けることにより、場当たり的な対策ではなく継続的・計画的なセキュリティ対策を取ることが可能となります。
Michael Collins[マイケル コリンズ]
中田 秀基[ナカダ ヒデモト]
木下 哲也[キノシタ テツヤ]
内容説明
新しい視点とアプローチによる新しいセキュリティ手法を紹介!正しく「状況認識」した上で、対策を強化することにより、効率的かつ効果的、継続的なセキュリティを実現するための知識とテクニックを解説。
目次
第1部 データ(センサーと検出器:入門;ネットワーク型センサー;ホスト型センサーとサービス型センサー:データの生成元でログに記録する;分析のためのデータ記録:リレーショナルデータベース、ビッグデータ、その他の選択肢)
第2部 ツール(SiLKスイート;セキュリティ分析のためのR入門;分類およびイベントツール:IDS、AV、SEM;参照と検索:身元を確認するツール;他のツール)
第3部 分析(探索的データ分析と可視化;ファンブルの処理;ボリュームと時間の分析;グラフ分析;アプリケーション識別;ネットワークマッピング)
著者等紹介
コリンズ,マイケル[コリンズ,マイケル] [Collins,Michael]
ワシントンD.Cを拠点にネットワークセキュリティ、データ分析を手掛けるRedJack、LLCのチーフサイエンティスト。それ以前はカーネギーメロン大学の認証/ネットワーク状況認識グループに所属していた。主な研究対象はネットワーク計測およびトラフィック解析。2008年にカーネギーメロン大学で電気工学の博士号を取得。同大学から修士号および学士号も取得している
中田秀基[ナカダヒデモト]
博士(工学)。産業技術総合研究所において分散並列計算の研究に従事。極真空手初段
木下哲也[キノシタテツヤ]
1967年、川崎市生まれ。早稲田大学理工学部卒業。1991年、松下電器産業株式会社に入社。全文検索技術とその技術を利用したWebアプリケーション、VoIPによるネットワークシステムなどの研究開発に従事。2000年に退社し、現在は主にIT関連の技術書の翻訳、監訳に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。