内容説明
最重要テーマは「テストに適したコードの作成と保守」。本書は複数のアプローチで、テストに適したコードに迫ります。まず複雑さについて考察し、続いて複雑さや結合を軽減できるようなアーキテクチャを検討します。これを基盤として、機能レベルとアプリケーションレベルでのテストについての解説に進みます。カバレッジやデバッグについて十分な知識を得て、最後に自動化に関する解説で本書は締めくくられます。最後まで読めば、テストに適したJavaScriptの本質と実践について漏れのない理解を得られるでしょう。著者がYahoo!やGoogleで培ったテストや品質管理についてのノウハウをJavaScriptに適用したWeb開発者必携の一冊。
目次
1章 テストに適したJavaScript
2章 複雑さ
3章 イベントベースのアーキテクチャ
4章 ユニットテスト
5章 カバレッジ
6章 結合テスト、パフォーマンステスト、負荷テスト
7章 デバッグ
8章 自動化
付録A クライアントJavaScriptのテスト事例
著者等紹介
トロスラー,マーク・イーサン[トロスラー,マークイーサン] [Trostler,Mark Ethan]
アプリケーションの開発に20年以上従事。カリフォルニア大学サンディエゴ校で計算機科学と哲学を専攻し、新興企業(IPivot)にも大企業(Qualcomm、Intel、Redback Networks、Juniper Networks、Yahoo!、Google)にも勤務。一貫してコードの質を追求し、Yahoo! Mailのチームでは上級主席フロントエンドエンジニアを務める。そこでYahoo!Mailの再設計の際に、テストと品質管理を率先して担当する
牧野聡[マキノサトシ]
ソフトウェアエンジニア。日本アイ・ビー・エムソフトウェア開発研究所に勤務し、Webメールアプリケーションの開発に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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sho_kisaragi