内容説明
顧客は企業よりも速いスピードで、革命的な技術に適応を続けています。つながり合う世界の中で、つながり合う顧客に対応するには、つながり合う会社になる必要があります。コネクト型企業では、権限を与えられた「ポッド」と呼ばれる小さなチームがそれぞれ共通の目的を自律的に追求、学習して顧客に対応します。すべての企業にとってコネクト化は必然であり、実際にスターバックスやIBM、GE、リッツ・カールトンなどもコネクト化を進めています。本書はコネクト型企業の原理を読者の企業に適用し、変化を続けるグローバルな市場で生き残るための方法を示します。世界14か国で刊行された『ゲームストーミング』の著者、最新刊!特別付録「フューチャーセッション―コネクト型企業のイノベーション創出手法」を収録。
目次
第1部 変化はなぜ起こったのか(つながり合う顧客;サービス経済 ほか)
第2部 コネクト型企業とは(コネクト型企業は学ぶ;コネクト型企業には目標がある ほか)
第3部 コネクト型企業の働き(複雑性との戦い;未来はポジュラー性にある ほか)
第4部 コネクト型企業の指揮(実験結果の蓄積としての戦略;コネクト型企業のリーダーとは ほか)
第5部 我々の進むべき道(つながりのリスク;コネクト化への旅の始まり)
著者等紹介
グレイ,デイブ[グレイ,デイブ] [Gray,Dave]
Dachis Groupの上席副社長。Dachis Groupの専門は世界的ブランドのデザイン・開発・運営およびソーシャルビジネスの業績評価。ビッグデータのソーシャル分析とSaaSに基づくソーシャルインテリジェンスサービスを組み合わせて世界一流のソーシャルビジネスソリューションを提供している。執筆活動のほか、世界中の主要企業と協業して勝利のためのストラテジーを開発し実践している
ウォル,トーマス・ヴァンダー[ウォル,トーマスヴァンダー] [Wal,Thomas Vander]
InfoCloud Solutionsの社長。ソーシャルビジネスやデジタルコンテンツ、個人からソーシャルへの情報などについて企業にアドバイスを行っている。フォークソノミー(インターネットユーザー各自が行う分類)についてその草創期から取り組んでおり、積極的に講演や執筆を行っている。ウェブスタンダードプロジェクトの運営委員を務めるほか、情報アーキテクチャー研究所の創設にも携わった
野村恭彦[ノムラタカヒコ]
株式会社フューチャーセッションズ代表取締役社長、K.I.T.(金沢工業大学)虎ノ門大学院教授、国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM)主幹研究員。慶應義塾大学大学院理工学研究科開放環境科学専攻後期博士課程修了。富士ゼロックス株式会社にて同社の「ドキュメントからナレッジへ」の事業変革ビジョンづくりを経て、2000年に新規ナレッジサービス事業KDIを自ら立ち上げ、シニアマネジャーとして12年にわたりリード。2012年6月、グローバルなフューチャーセンター・ネットワークを構築し、企業、行政、NPOを横断する社会イノベーションをけん引するため、株式会社フューチャーセッションズを立ち上げる
牧野聡[マキノサトシ]
日本アイ・ビー・エム株式会社ソフトウェア開発研究所に勤務するソフトウェアエンジニア。Webメールアプリケーションの開発に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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